大相撲秋場所12日目(23日、東京・両国国技館)、小結高安(31=田子ノ浦)が休場を届け出た。日本相撲協会に「右大殿筋筋挫傷の疑いで約2週間の安静加療が必要となる見込み」との診断書を提出した。2場所連続、10度目の休場となる。
前日11日目に新横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)に敗れた高安は、その際に土俵下に転落。体を強打してしばらく起き上がれず、引き揚げる時には足を引きずるしぐさも見せていた。
関脇として臨んだ先場所の7月場所では直前に急性腰痛症のアクシデントに見舞われ7勝6敗2休に終わった。小結に転落した今場所で再浮上を期したが、初日から4連敗を喫するなどここまで4勝7敗と精彩を欠いており、この日休場で8敗目で負け越しが決定した。
12日目の対戦相手だった幕内玉鷲(片男波)は不戦勝となる。