【ボクシング】〝モンスター〟井上尚弥が4団体統一に意気込み「時期が来るまで気長にね」

井上尚弥(大橋ジム提供)

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が23日、自身のツイッターを更新し、目標とする同級4団体統一に向け改めて意気込みを見せた。

同級の世界戦線は混とんとしており、WBC世界同級王者ノニト・ドネアとの統一戦実現に動いていたとされるWBO王者のジョンリール・カシメロ(ともにフィリピン)が、一部海外メディアで対戦を拒否したと報じられた。さらにWBCが公式ツイッターでドネアに同級暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)との統一戦の指令を出したことを発表。これにより井上が描いていた、ドネアとカシメロの勝者と来春に対戦し、4団体統一を完遂するプランが困難となることが予想される。

そんな中、井上は自身のツイッターで「まぁあくまで今は俺の適正階級はこのバンタム級だから時期が来るまで気長にね」と焦りのないことを強調。そして「いずれスーパーバンタム級にあげる予定だからその準備もしながらね、、バンタム級で4本のベルトは必ず巻く」と改めて強い意欲を見せた。試練続きの4団体統一ロードだが、果たして実現することはできるか。

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