アストロズ延長戦制してマジック3 大谷自身初の4四球

【アストロズ9-5エンゼルス】(延長12回タイブレーク)@エンゼル・スタジアム

アストロズは5対5の同点で迎えた12回表に一挙4点を勝ち越し、エンゼルスに9対5で勝利。地区優勝へのマジックナンバーを3に減らした。10回裏に無死満塁の大ピンチを迎えたが、ジャレッド・ウォルシュをショートゴロ、デービッド・フレッチャーをライトライナーのダブルプレーに抑えて無失点。結局、タイブレークに突入してからの3イニングでエンゼルス打線に得点を許さなかった。

3点リードの7回裏にジャック・メイフィールドの3点タイムリー二塁打などで一挙5点を奪われ、逆転を許したアストロズだったが、8回表にヨーダン・アルバレスのタイムリー二塁打とユリ・グリエルのタイムリーで同点。10回裏無死満塁のピンチでは堅いディフェンスでエンゼルスのサヨナラ勝ちを阻止し、12回表に一挙4点を勝ち越して試合を決めた。アストロズ7番手イミー・ガルシアが今季4勝目(9敗)をマーク。エンゼルス8番手サム・セルマンに今季初黒星(0勝)が記録された。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場し、四球、四球、ファーストゴロ、敬遠、敬遠、空振り三振で2打数0安打。1試合4四球は自身初だった。4回裏は四球のあとに二盗を狙い、タイミングはセーフだったが、勢い余って二塁ベースから足が離れてタッチアウト。10回裏はフレッチャーの浅いライトライナーでタッチアップを狙うもアウトになり、12回裏は試合の最後の打者となった。今季の打率は.256、OPSは.952となっている。

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