新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は23日、新たに60～90代の男女4人の死亡と、10歳未満～80代の男女56人の感染が確認されたと発表した。中等症1人、軽症54人、無症状1人で、40人の感染経路が不明となっている。
市によると、死亡した4人のうち3人はいずれもクラスター（感染者集団）が確認されている新戸塚病院（戸塚区）に別の疾患で入院していた。
60代男性と90代女性はいずれも8月29日に陽性と判明。男性は心筋梗塞などの基礎疾患があり、9月20日に亡くなった。90代女性はがんの基礎疾患があり、9月22日に死亡。80代男性は9月15日に陽性と分かり、20日に亡くなった。パーキンソン症候群などの基礎疾患があったという。同病院関連の死亡者は計11人となった。
このほか、意識障害があったため、8月30日に市内の別の病院に入院した70代男性が9月21日に亡くなった。感染経路や基礎疾患の有無は分かっていないという。
