立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(23日、神奈川・ぴあアリーナMM)で、直樹(29)戦に臨んだ白鳥大珠(25)が、無念の敗北でリベンジに失敗した。
白鳥は昨年10月に直樹と対戦し開始90秒ヒザ蹴りで額を割られてまさかのTKO負け。逆襲を期して試合に臨んだこの日は1ラウンド(R)から積極的に攻めて、相手の出方を見つつローなどキックを中心に放った。2Rは蹴りに加え右ボディなどパンチもヒットさせる。相手の蹴りをもらう場面もあったが、ともに決定打を許さなかった。
最終3Rはパンチの強打を連続でヒットさせるなど強気の攻め。終了直前に一気にギアを上げてきた直樹のパンチを連続で受ける場面もあったが、共に相手を倒せず判定0―0で1Rの延長に突入。しかし延長は3R終盤の勢いのままに直樹に攻め込まれ、三日月蹴りをクリーンヒットされてボディにダメージを負うと防戦一方となり判定0―3で敗北しリベンジに失敗しうなだれながらリングを降りた。
一方、完勝の直樹は「対戦していただきありがとうございました。これで結構敵がいない状態になったんで、他団体の奴らとやりたいです。もし年内にそういう話があるなら、ぶったおしてやりたいんでよろしくお願いします」と外敵との対戦に意欲。またそこへ中村寛が乱入しタイトル戦を要求される一幕もあった。