DeNAは23日、ヤクルト戦(横浜)に2―4で敗れ、同一カード3連敗となった。
2年ぶりの先発マウンドに立った石田は3回に西浦の先制3ランを被弾し、4回5安打3失点で今季2敗目。打線も相手先発のサイスニードら燕投手陣を完全にとらえ切れず、この日猛打賞と孤軍奮闘のルーキー・牧が終盤に2本の適時打で奪った2得点のみに終わった。
試合後の三浦大輔監督(47)は石田の投球内容について「立ち上がりは非常にボールも良かったと思う。2巡目になってちょっと変化球でカウントが取れず、狙い打ちされたかなというところ」と評した。6安打2得点打線に関しては「うまく攻められた中で…うまくやられましたね」と苦虫をかみつぶし、言葉少なだった。
ヤクルト3連戦前まで9月は4つの貯金を作っていたが、この3連敗で9勝8敗1分。対ヤクルト戦も今季4勝14敗2分で借金「10」と〝白星配給係〟と化している。首位の力をまざまざと見せつけられ、好調だったはずのチームは流れが一気に暗転した。