北方四島特区「容認せず」茂木氏

ロシア外相に伝達

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ロシアのラブロフ外相(左端)と会談する茂木外相(右から2人目)=23日、ニューヨーク(外務省提供・共同)

 茂木敏充外相は米ニューヨークで23日昼(日本時間24日未明)、ロシアのラブロフ外相と会談した。日本側によると、ラブロフ氏は北方四島に各国の投資を誘致する特別区設置構想に言及。茂木氏は、ロシア法令を前提とする構想は容認できないとの日本の立場を改めて伝達した。特区構想はプーチン大統領が今月上旬に発表した。

 日ロ外相の対面による会談は約1年7カ月ぶり。茂木氏は、日ロが4島で実施を目指す共同経済活動に関し、日本の法的立場を害さず実施する必要があると伝えた。両氏は停滞する北方領土問題を含む平和条約締結交渉や、2年連続中止となったビザなし交流事業なども議論した。