マリナーズがアスレチックスに4連勝 菊池は3回3失点

【マリナーズ6-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

マリナーズは3対4と1点ビハインドで迎えた6回表に2本のアーチで3点を奪い、逆転に成功。9回裏にマット・オルソンの38号ソロで1点差に迫られたが、6対5で逃げ切って連勝を5に伸ばした。マリナーズが敵地オークランドでのアスレチックス4連戦をスイープするのは球団史上初。勝利したマリナーズが逆転でのワイルドカード獲得に望みをつないだ一方、敗れたアスレチックスはマリナーズとのゲーム差が2に広がり、ポストシーズン進出が厳しくなった。

3回までに3点を先行されたマリナーズは、4回表にエイブラハム・トロのタイムリー二塁打で反撃を開始。4回裏にショーン・マーフィーの17号ソロで再び3点差となったが、5回表にカル・ローリーの2号2ランで1点差に詰め寄った。6回表にはミッチ・ハニガーの35号ソロとルイス・トレンズの15号2ランで逆転に成功。菊池降板後、6人のリリーバーが合計6イニングをソロ本塁打2本による2失点のみに抑え、逆転勝利を収めた。

前回登板のロイヤルズ戦で3回8安打3失点に終わり、今季9敗目を喫したマリナーズの菊池雄星は、今日も不安定なピッチング。初回は二死から連続四球を与えながらも無失点に抑えたが、2回裏は先頭の四球から一死1・3塁のピンチを招き、エルビス・アンドルースの犠飛で先制点を献上。3回裏は一死から四球を与え、ヤン・ゴームスとマーク・キャナに連続タイムリーを浴びた。敗戦投手は免れたものの、3回72球を投げて被安打3、奪三振3、与四球4、失点3という背信投球。今季の防御率は4.41となった。

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