こだわりの肉焼き鉄パン 中村機工と匠牧場が試作、製品化へCFで支援募る【大分県】

肉をおいしく焼くことに特化した「お父さん専用肉焼き鉄パン」
肉焼き鉄パンの試作品を手に、支援を呼び掛ける中村機工の伊妻良浩社長(左)と匠牧場の片桐和彦社長=豊後高田市

 【豊後高田】コロナ禍で拡大するアウトドア需要を受け、豊後高田市新地の機械設計製作・中村機工と杵築市山香町野原の匠(たくみ)牧場など3社は、肉をおいしく焼くことに特化した「お父さん専用肉焼き鉄パン」を試作した。同牧場グループ会社の焼き肉店・匠(大阪市)監修の下、鉄板のサイズや厚さにもこだわった。製品化を目指して現在、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。

 鉄パンは、テレビ番組で鋳造フライパンの特集を目にした同牧場の片桐和彦社長(55)が「誰でも簡単に、肉をおいしく焼ける道具ができないか」と発案。知り合いだった中村機工の伊妻良浩社長(47)に製作を依頼した。

 サイズは「市販のステーキ肉がちょうど入る大きさに」と縦約23センチ、横約15センチの長方形。厚さは熱が均一に伝わる最適解を目指した結果、6ミリとなり、約2.7キロのずっしりした重さに仕上がった。

 CFで募集しているのは5種類。返礼品は寄付額に応じ、▽鉄パンと同牧場産おおいた和牛ステーキのセット(2万4800円)▽同牧場産おおいた和牛の焼き肉セット(6千円)―などを用意している。

 10月4日まで受け付け、締め切った後に受注個数を確認してから製作を開始する。さらなる改良を加えて11月中に完成させ、年内に発送の予定。

 伊妻社長は「コロナ禍でメインの自動車関連部品製造が影響を受ける中、新たな製品の開発を目指していた。支援していただいた人が満足できる物を作り上げたい」。

 片桐社長は「全国のお父さんに鉄パンを使ってアウトドアのヒーローになってもらいたい。今後、バーベキュー台やたき火台といったアウトドア用品にもチャレンジしたい」と話した。

 CFサイトは「Makuake(マクアケ)」(https://www.makuake.com/project/niku_pan)。

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