梅毒 宮崎県内既に最多60人 女性急増、コロナ禍受診控えか

 性行為などによって感染する「梅毒」の県内の今年の感染者数が60人(12日時点)となり、統計を取り始めた1999年以降最多だった2020年の40人を既に超えたことが県感染症対策室のまとめで分かった。女性の感染者数の増加が目立ち、同年9人から今年は既に23人が確認されている。専門家は「コロナ禍で受診をためらっていることも感染を拡大させている要因ではないか」と注意を呼び掛けている。

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