岡山県がステージ2に引き下げ 新型コロナ、知事が飲食の時短解除示唆

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判断の引き下げ理由について説明する伊原木知事

 新型コロナウイルスに対応する、まん延防止等重点措置が適用されている岡山県は24日、県内の感染状況の判断について、現在のステージ4(爆発的感染拡大)からステージ2(漸増)へ2段階引き下げる、と発表した。16〜22日の全6指標で改善したため。記者会見した伊原木隆太知事は「この調子で(数字が)下がっていけば、国は県を重点措置から解除しても全く不思議ではない」と措置期限の30日での解除に期待した。

 県によると、前週、ステージ4だった人口10万人当たりの療養者数は19.1人減の13.49人、ステージ3(感染急増)だった人口10万人当たりの新規陽性者数は11.42人減の8.47人と、それぞれステージ3の目安を下回った。病床使用率は19.2ポイント減の14.4%、重症者向けも7.4%と11.7ポイント減った。

 10月1日以降の県の感染対策について、伊原木知事は「重点措置は月末で終わってもおかしくない。その後は県独自の措置をどうするのかという議論になる」とした上で「(飲食店などへの)時短要請をしなくてもよいのではないか、とも考えている」と述べ、時短要請を解除できる可能性があるとの考えを示した。

 一方、県によると、JR岡山、倉敷駅の昼夜の人流は、新規感染者数の減少カーブと反比例する形で、9月上旬ごろから増加に転じている。

 伊原木知事は「措置期限まで、残り1週間を切った。感染を再拡大させない重要な期間だ。気を緩めず、不要不急の県外への往来自粛や、日中の外出自粛などに最後までご協力をお願いしたい」と県民や事業者に呼び掛けた。(中島大)