自宅療養者らに食料品など支援 浦添市が24日から開始

 【浦添】沖縄県浦添市は新型コロナウイルスに感染した自宅療養者や自宅待機中の濃厚接触者などを対象に、食料や日用品を届けるサービスを24日から始める。午後3時までに申請すれば、その日のうちに食料などを自宅前に「置き配」する。3時以降の場合は翌日の午前中に届ける。

 食料支援の提供は1回限りで、期間については県内の医療状況などを見ながら「柔軟に決めていきたい」として設けていない。

 支援対象者に該当しない場合であっても、同居家族が小さな子どもや高齢者など支援が困難な人の場合は支援の対象とする。

 自宅療養者への支援を巡っては、県は希望する市町村に患者の個人情報を提供する方針を決めたばかり。浦添市は県の方針を受け、保健所や県の自宅療養健康管理センターを通じて患者らにサービスを受けるよう呼び掛ける。

 置き配に関する申し込みは自宅療養者支援班(電話)080(3947)1248。https://form.run/@urasoe-seikatsu-1631081574からも申し込める。
 

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