冨永愛が初の政治家&患者役で「ドクターX」にゲスト出演。“渾身の倒れ”を披露

テレビ朝日系で10月14日にスタートする連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9:00)の第1話に、冨永愛がゲスト出演することが分かった。

ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器に「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの大門未知子(米倉涼子)が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く医療ドラマの第7シーズン。

冨永が演じるのは、SDGsにも精力的に取り組む参議院議員・一橋由華。胆石症のオペを未知子に依頼した矢先、急性胆のう炎で倒れてしまう。由華は政治家として脇目も振らず突き進むあまり、やがて社会と東帝大学病院に激震が走る“緊急事態”を招いてしまうことに。そのせいで、未知子とも真っ向から対立する瞬間が訪れる。

「以前から『ドクターX』を拝見していたので、ゲスト出演が決まった時は素直にうれしかったです」と言う冨永は、米倉との共演は初めてということで「8年くらい前に初めてお会いした時から全然変わらず奇麗で、とってもパワフルな米倉さんと、現場でいろんなお話ができて楽しかったです。今回は米倉さんとバチバチのバトルも演じているので(笑)、ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです」とアピール。

また、今回初の政治家、そして患者役を演じるにあたり「日本をいい方向へ導こうとする、パワーに満ちた政治家です。その一方で、お嬢さん育ちだからわがままな部分もあるんだろうなぁ…と思いながら演じました。政治家としての立ち居振る舞いなどは、リアルな政治家の方々を見ながらイメージを膨らませました。また、今回は患者役でもあります。由華は急性胆のう炎で倒れるのですが、痛みが半端ないと聞いていたので、そこはリアルに見せたいと思い、一生懸命演じさせていただきました。倒れるお芝居は本当に難しく、実はリアルを追求した結果、肩を痛めてしまったんです。まさに“渾身(こんしん)の倒れ”です(笑)。その成果をぜひ見ていただきたいです!」と、見どころを熱く訴えた。

トップモデルとして活躍する一方、近年は女優としても活動の場を広げている冨永。「ドラマの現場には慣れてきたとはいえ、いつだって超アウェイ(笑)。とにかく皆さんに迷惑を掛けないよう、毎回勉強だと思って臨んでいます」と謙遜を交えながらも、「それと同時に、私は表現することが好きなので、女優業も心から楽しんでいるんです。モデルと違って言葉の表現もありますし、演技は総合芸術。すごく挑戦しがいがあるので、今後もいろんな役を演じたい! 機会があれば、お医者さん役にもぜひ挑戦したいです」と意欲を見せた。

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