UFCが総合格闘技の夏季五輪正式種目入りを猛プッシュ

UFCのダナ・ホワイト社長

米国の総合格闘技団体「UFC」が、夏季五輪の正式種目入りへ向けた動きを加速させている。

韓国紙「MKスポーツ」は、オーストラリアメディア「MOS」の報道を引用する形で「UFCが総合格闘技の夏季五輪の正式種目採用への推進を支援している」と報道。「国際総合格闘技連盟(IMMAF)はMOSとのインタビューで『UFCから五輪への挑戦を放棄しないように、非常に重要な支援を受けている』と語っている」とUFCがサポートして五輪種目入りを目指している。

IMMAFは世界総合格闘技協会(WMMAA)を吸収合併し、国際オリンピック委員会(IOC)の認定団体となることを最優先の目標に掲げて動いているが、いまだ認定は受けられていない。そこで世界的な人気を誇るUFCが様々な面でバックアップ体制を強化することで、IOCへの働きかけを強めようとしているのだ。

UFCが主導して総合格闘技の五輪種目入りが実現すれば、IOCにとってもドル箱になりそう。今後の動向に大きな注目が集まる。

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