アーセナル・冨安 初のノースロンドンダービーでトットナムの韓国代表FW孫興民と直接対決だ

直接対決に勝利し、冨安はさらに評価を高めることができるのか(ロイター)

注目の〝日韓対決〟がついに実現する。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに加入した日本代表DF冨安健洋(22)はホームで韓国代表のエースFW孫興民(29)が所属するトットナムとの〝ノースロンドンダービー〟に臨む。

26日(日本時間27日)の決戦に向けて英メディア「90min」は「アーセナルとトッテナムのノースロンドンダービーは、おそらく英国のサッカーで最もエキサイティングな試合である」とし「2クラブがトロフィーを争っていないという事実は、このコンテストの魅力を損なうものではない」と紹介した。

冨安はアーセナルに加入したばかりだが、右サイドバックとして出場し、1対1の場面で無類の強さを発揮。チームのリーグ2連勝に貢献するなど、存在感を高めており、トットナムで不動の地位を築き「アジア最高のストライカー」と呼ばれる孫とのマッチアップする〝直接対決〟で止められるのかも注目される。

また、同メディアによると「長年にわたって、ダービーで最大のスターが、そのステージで繁栄することを可能にしてきた」という。活躍した選手は後の試合でもチームをけん引する働きを見せていると指摘するように、冨安が孫だけではなく、イングランド代表FWハリー・ケインも封じ込めれば、さらに評価を高めるのは間違いない。

冨安にとってイングランドで初のビッグマッチとなるが、トットナムの両エースを完封し、その名を世界に知らしめることができるか。

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