真っ先に訪れたい旅先、台湾・台北を身近に体感できる特設コーナーが日本橋に登場【誠品生活日本橋】

新型コロナウイルスの感染拡大により、気軽に海外へ渡ることができなくなってから、はや1年半以上が経ちました。日本人にとって人気の旅先である台湾・台北に、早く行きたい・・・次回の旅を心待ちにしている人も多いことでしょう。そこで台北市観光伝播局は、「台北ロス」の方々に向けて、日本橋にこんな特設展示を開始しました。くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド、「誠品生活日本橋」にて、12月10日まで台北を体感できる「想い出すのは、いつも台北」特設コーナーを設置。ここでは、台北にゆかりのある10店舗が一堂に会し、厳選された商品が集まっています。今回は、台北の街に点在する「まちかど博物館」についてもご紹介。日本橋で台北を身近に感じ、次回の旅へ思いを馳せてみませんか。

©台北市観光伝播局

台北を訪れたら周りたい「まちかど博物館」

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台北市には8つの「まちかど博物館」があります。台北の街に点在しているさまざまな建物や施設から、文化や歴史を感じることができるようになっているのです。例えば、北投溫泉、大稻埕、城北カルチャーゾーン、萬華艋舺、城南台大、士林・台北パフォーミングアートセンター、信義・松山文創園区、南港・台北ミュージックセンターなど、「まちかど博物館」の一部をご紹介します。

北投溫泉

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北投は、随所に歴史を感じさせる素朴な温泉郷です。泉源の地熱谷には硫黄の香りが漂い、温泉の湯気が立ち上っています。「北投溫泉博物館」は、日本的な雰囲気が感じられ、館内では北投の歴史と発展について知ることが可能。また、新北投駅は、台北市内に唯一残っている、100年の歴史をもつ駅舎です。北投を歩いてみれば、至るところで歴史の足跡を見つけられ、今と昔が調和する美しさを体感できます。

大稻埕

台北で最もレトロな場所である大稻埕は、趣のある町屋や歴史的な建造物がある風景を楽しめます。大稻埕船着場は、18世紀末の淡水港の開港によって貿易の中心となり賑わっていました。大稻埕を歩けば、当時の歴史的建造物、茶や布の専門店、漢方薬材店、この地の伝統と習俗、食文化が受け継がれているのがわかります。台北で最も歴史ある問屋が集まる迪化街は、さまざまなお店がひしめき合い、歩いているだけで楽しい気分に。歴史を感じさせる建物と、どこか懐かしい雰囲気に包まれます。

城北カルチャーゾーン

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活気に満ちた、多文化のショッピングエリアとして栄えた100年前の城北地区。時代を経て、台北駅の地下化、MRTの開通、デパートやホテルが誕生し、個性的な文化やクリエイティブなショップが集まる場所となりました。城北カルチャーゾーンには、現代アートを発信する場所である「台北当代芸術館」や、台湾の現代舞踊の発祥の地である「蔡瑞媛舞踊研究所」、映画を中心に芸術と文化を伝える「旧米国大使公邸」台北之家(光點台北)などがあります。

他にも、ショッピング、グルメ、本屋などが楽しめるMRT中山駅街区、自然を楽しめる「心中山線形公園」、古い建物とユニークなショップが点在する奇峰街など、新旧の文化が融合した面白さを感じられるエリアです。

萬華艋舺

萬華艋舺は、台北で最も早く発展した場所で、多様なカルチャーを伝える街です。艋舺龍山寺を訪ねれば、線香の煙に包まれながら信仰する人々の姿があります。台北西エリアの西門町で感じられるポップカルチャーと、萬華艋舺の古い街並みは、まるで時代が交錯したかのような不思議な感覚に。発展の足あとから、独特の魅力が伝わってきます。

城南台大

台湾大学がある城南は、学生たちが集まる知性にあふれた街。自由な思想によって育まれた文学と芸術を味わえる場所です。台北アーティストビレッジ「トレジャーヒル」では、グルメを楽しみ、近くを流れる新店渓で美しい自然に癒やされてみては。台湾大学にあるさまざまな博物館の展示に触れれば、知的好奇心が満たされることでしょう。

台北を初めて訪れる人、リピーターの人にも、知られざる台北の魅力を見つけることができる「まちかど博物館」。次回の旅の計画に加えてみてはいかがでしょうか?きっと、もっと深く台北について知ることができますよ。

「想い出すのは、いつも台北」

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コレド室町テラス2階にある「誠品生活日本橋」の一角に、12月10日まで台北特設コーナーが設けられています。

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台北市政府観光伝播局、市のマスコットキャラクター「熊讃Bravo」グッズの展示も。今回は展示のみで販売はしていませんが、キュートなグッズが勢ぞろい。台北旅行の際、絶対に見逃せないお土産です!

台北特設コーナーには、台北にゆかりのある商品やお土産品の展示があり、購入も可能。台北市ならではの厳選されたショップが10店舗集結しました。その一部をご紹介します。

茶嘉葉

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南阿佐ヶ谷にある台湾カフェ「茶嘉葉」では、台北市から買い付けた台湾茶葉や台湾茶器、台湾マジョリカタイルやセレクトした台湾雑貨が販売されています。

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台湾マジョリカタイルをモチーフにしたパッケージの台湾茶。ちょっとしたギフトにも喜ばれそう。

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台湾マジョリカタイルをモチーフにしたマスキングテープも。乙女心をくすぐられます。

キリン靴修理

台湾に魅せられた店主が、杉並区高円寺で靴修理や古靴販売、台湾製や台湾デザインの雑貨を扱っているお店です。おしゃれは足元からといいますが、足元から台湾を感じてみるのも乙ですよ。

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台湾の靴下は、とってもカラフルでキュート。ファッションのアクセントとして取り入れてみるのはいかが?

ヂェン先生の日常着

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台湾の服飾デザイナー 鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)さんが作る服は、自分の身体が喜ぶ服。天然素材の綿と麻のみを使用し、35年前から変わらぬ製法で一枚ずつ丁寧に作られています。商品一つ一つすべての色が異なる、一期一会の洋服を、実際に手に取ってみてください。

hanamikoji shoes-花見小路

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台湾のシューズブランド「hanamikoji-花見小路」が、台湾の服飾デザイナー 鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)さんとコラボレーションした日本限定シューズ。全3色。

意一堂

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台湾の人々の生活には身近である漢方。台北市に本店があり、昔ながらの漢方薬局を守りたいというポリシーをもつ「意一堂」からは、漢方の入浴剤が並びます。手軽に漢方を取り入れてみたい人にもピッタリですよね。

台北特設コーナーに登場している10店舗はこちらです。

台湾甜商店、hanamikoji shoes、ヂェン先生の日常着、茶嘉葉、キリン靴修理、

no.30、意一堂、Mr.SCI(賽先生科學工廠)、now4design(鬧事設計)、曉創意

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特設コーナーでは、台北市の観光PR動画も放映。台北へ行きたい気持ちが高まります。また、次回の旅行に役立つ台北の観光情報が満載なパンフレット、リーフレットなども無料配布されています。

誠品生活日本橋では、台北市観光伝播局が今後もさまざまなイベントを開催予定。また気軽に海外旅行を楽しめる日が訪れるまで、台湾・台北をより身近に感じてみませんか?

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「想い出すのは、いつも台北」特設コーナー

開催期間:開催中~12月10日まで

開催場所:誠品生活日本橋

住所:東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2階

アクセス:JR総武本線 新日本橋駅、東京メトロ銀座線 三越前駅

HP:http://www.eslitespectrum.jp/

オンラインストア:https://eslitespectrum-nihonbashi.shop/

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協賛:台北市政府観光伝播局

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