フィギュア “世界最低得点” も頑張るインド女子選手がロシアで話題「リプニツカヤ選手に憧れた」

ソチ五輪で金メダルを獲得したリプニツカヤ

フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第4戦・ロシア大会女子シングルで、〝世界最低得点〟で最下位になったインド選手がロシアで注目を集めている。

国際大会初出場のインドのパリイ・スロヒは、ショートプログラム(SP)7・75点、フリー19・81点、合計27・56点で最下位の24位だった。23位のモンゴル選手は合計44・89点。ちなみに優勝のソフィア・アカチエワ(ロシア)は桁違いの合計233・08点。

ロシア「スポーツ24」は、スロヒの得点が「歴代世界最低得点となってしまった」と報じつつ、頑張りを好意的に紹介。「インドではほとんどスケーターはいないが、2014年ソチ五輪のリプニツカヤに魅了され、絶対に国を代表する選手になろうと決めた。ロシアのフィギュアスケートが大好き。ここでスケートができてうれしい」と目を輝かせるスロヒについて伝えた。また、ロシア「RT」も「世界最低点のインド選手が心をつかんだ」と報道した。

誰かにあこがれ、懸命に頑張る姿は、どの国でも人の心をひきつけるようだ。

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