“光秀のスマホ”の続編「土方のスマホ」の放送が決定!

NHK総合では、9月27~29日と10月11~13日の6回にわたり、「土方のスマホ」(午後11:30)を放送する。

同番組は、「もしも戦国武将がスマートフォンを持っていたら?」という設定と、全編スマホ画面のみという演出で好評を博し、第58回ギャラクシー賞フロンティア賞、第47回放送文化基金賞を受賞した「光秀のスマホ」シリーズの続編。

今回の主人公は、新選組副長の土方歳三。“鬼の副長”とも呼ばれ、強くてイケメンのイメージの強い土方だが、今回は地方から出て来た若干オラついたお兄ちゃんという設定。“土方史上最も親しみやすい土方”が、武士としてSNSでバズることに憧れて上京し、地元仲間の近藤勇と共に新選組を結成。池田屋事件で見事バズり幕臣に取り立てられるも、大政奉還によってその身分とフォロワーを失いながら新政府軍との戦いに身を投じていくまでを描く。

シリーズの特徴である、全編通じて“スマホ画面(+背景)のみ”という演出は今回も健在。土方が近藤や沖田総司らとやりとりするメッセージや新作スタンプ、幕末のネットニュース、「新選組」エゴサ結果などがスマホ画面上に次々と映し出される。「一時停止が追いつかない」と言われた前回同様、スマホ画面の端々にまで詰め込まれた歴史小ネタも健在だ。

また、今回は、前回にはなかったアプリも登場。中でも見どころは、新選組最大の見せ場である池田屋事件。土方が、現場の様子をライブ配信。スマホ×殺陣という、これまで見たことのない映像が完成した。

前回の「光秀のスマホ」では、明智光秀を山田孝之、織田信長を島﨑信長が演じるなど、そのキャスティングも話題となったが、今回も勝るとも劣らない豪華なキャスティングが実現。果たして土方を演じるのは誰なのか。近藤、沖田、土方の姉や恋人は誰なのか? その手や声に注目だ。

そして、今回もドラマの放送に先駆け、主人公・土方の一人称Twitterアカウント「スマホを持っている土方歳三」(https://twitter.com/nhk_hijikata)を開設。番組の舞台裏だけでなく、新選組隊士や志士たちのSNS上のやりとりや、幕末のネットニュースなどがアップされているほか、歴史番組のオンエア実況や、時事ネタに土方目線でツッコミを入れたりしている。

第1話放送までの間は、歴史に詳しくない人にも楽しんでもらえるように、主要登場人物を“スマホ目線”で紹介。近藤のTwitter、沖田のInstagram、勝海舟のYouTubeチャンネルなども登場する予定だ。

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