糸魚川市民会館が主催する「未来へつなぐ音楽の灯コンサート」の学校公演が24日、同市寺町4のビーチホールまがたまと中能生小で開かれた。
同コンサートは昨年に続いて2回目。25日にビーチホールまがたまで行われるコンサートに先立ち、糸魚川の子どもたちに音楽の楽しさや素晴らしさを体感してもらおうと行われた。まがたまの公演会場には磯部小の全校児童、根知小の5・6年生、ひすいの里総合学校の中学部2、3年生と各教職員の約70人が参加した。
出演者は、糸魚川市民ミュージカル「オデュッセイア」の作曲を手掛けたピアニストの飯田俊明さん、世界大会3度の優勝経験を持つ口笛奏者の柴田晶子さん、三木千晴さん(チェロ)、本田佳奈さん(バイオリン)。
ソロやトリオ、カルテットの編成で童謡メドレーや動物の鳴き声を表現した音楽など幅広くアレンジした曲を次々と繰り広げた。児童生徒はそれぞれが奏でる音色に耳を傾け、多彩なアレンジの演奏を楽しみ、リズムに合わせて手拍子を打って奏者と一緒に盛り上がった。
参加校を代表して、磯部小6年の恩田文人君が「コロナ禍でも開催してくれてありがとうございました」とお礼の気持ちを伝え、根知小6年の木島未来君は「美しく迫力があって心が動かされた」と感動の思いを言葉にして届けた。
25日のコンサートは午後2時開演。入場料は当日一般2500円、中学生以下1500円。全席自由。