ひ孫を乗せるその日まで 思い出つなぐ「じいじのブランコ」

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松田さん宅にある手製のブランコ

 長崎県佐世保市大塔町の松田明さん(78)宅の敷地内に、松田さんが当時3歳だった初孫のために作った手製のブランコがある。
 約20年前に制作。孫は7人に増え、皆きょうだいのように育った。親族で集まれば自然と誰かがブランコに向かい、他の子どもらもつられて足を運ぶ-。“じいじ”のブランコはそんな孫らをつなぐ場所になっていた。
 現在は上が24歳で下は11歳。集まることが少なくなり撤去も考えたが、隣の家に住む孫の百花さん(17)に「残してほしい」とお願いされた。松田さんは椅子の部分を修理して、長く使えるようにする。いつか、ひ孫が乗る日がくるかもしれない。