バレーボール韓国代表の金軟景 日本で盛り上がった大喜利に言及「叱っていたのではない」

東京五輪に出場した金軟景(ロイター)

東京五輪バレーボール女子韓国代表のエース&主将として4強入りの立役者となった金軟景(キム・ヨンギョン=33)が、大会中にネット上で大盛り上がりだった大喜利について初めて言及した。

これは〝キム・ヨンギョン大喜利〟と呼ばれており、1次リーグで日本と対戦したときにチームメートに目を見開いて何かのアドバイスをしているシーンに勝手にコメントをつける遊びだ。「私の授業眠い?顔洗って来る?」「この書類、私今日までに絶対作っておいてって言ったよね??」「イイ?みんな!絶対潰そ!事務所総出で」などの解答が寄せられていた。

そんな中、金は韓国で放送されたバラエティー番組に代表チームメートとともに東京五輪を振り返っている中で、番組MCのアン・ヨンミからその写真を持ち出されると、当時の〝真相〟を明かした。「そのときイ・ソヨンを激励し、作戦のことを話し『集中しよう』と伝えた。それが日本で話題になって盛り上がっていたのには驚いたが、叱っていたのではない」。実際は試合中によくある1シーンだったわけだ。

それだけに寄せられたコメントの方が面白いのは確かだが、こんなことまでも取り上げられるあたり、東京五輪をキッカケに韓国で起こった大人気ぶりは、まだままだ続きそうだ。

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