テニプリ作者・許斐剛氏 3DCGアニメ劇場版の苦心「人気キャラをできるだけ出さない」

原作・製作総指揮の許斐剛氏(東スポWeb)

漫画家・許斐剛氏(51)が25日、都内で映画「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」ティーチイベントに出席した。

漫画「テニスの王子様」の3DCGアニメの劇場版。越前リョーマたちの戦いが、新しい次元で描かれている。

今回は、同作の完成披露試写会から5回目のイベント。製作総指揮を務めた原作者の許斐氏は「今回はコンセプトとして、テニプリに触れたことのない世代などにできるだけ届けたいと思っていて、少しでも伝わったのではないかなと感じている」と語った。

同作では、初めてテニプリを見る観客に向けて、様々な工夫も凝らした。「テニプリのいっぱいいる人気キャラクターをできるだけ出さない。全員出てしまったら覚えきれないから。あえてそこを削るっていう部分が工夫というか、大変な作業だった」「挑戦だった」と明かした。

さらに「この映画を見て、新テニスの王子様とかを見ていただくと、もっと泣けると思う」と話した。

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