ヘンリー王子とメーガン妃がワン・ワールド・センターを訪問、女性たちが歓声も

サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子とメーガン妃がワン・ワールド・センターを訪問した。夫妻は23日(木)、ビル・デブラシオ・ニューヨーク市長とその妻シャーレイン・マックレー、夫妻の息子ダンテ・デブラシオ、そしてキャシー・ホウクル・ニューヨーク州知事と共にセンター内の展望台を訪れた。

アメリカ同時多発テロ事件によるグラウンド・ゼロに建てられた同センター に午前8時頃に2台のレンジローバーで到着し、手を握り合って入口に向かった黒の装いの2人に向けて、女性達がヘンリー王子の名前を大声で呼ぶ場面もあり、一目見ようと早起きし待っていたという20代女性の1人は、「最高でした。大ファンなんです。ウィンザーの結婚式にも行きました。彼らは素晴らしい事をしていますし、色々な噂は全て誤解に過ぎません」と話していた。

同センターの周りは厳重な警備がひかれバリケードも設置、15人のタクシー運転手が同市のタクシーに対する市長の支援の欠如を訴え抗議運動をするも警察から退去させられる場面もあった。

その中の1人リチャード・チョウさん(63)は兄弟のケニーさんが借金苦で自殺、デイリー・テレグラフ紙にこう話している。「市長は私たちの権利を売却し、利益を奪った。私たちは全てを失いました。水面下にいる私たちを溺れさせる市長に抗議します。タクシーを救済してください」「ロイヤル・ファミリーを尊敬していますが、彼らから市長に話しをして欲しい。彼は危機を生み出していて、それを収める必要があります。ヘンリー王子、私たちはあなたを愛している。助けてくれないでしょうか?」

一方で、抗議をしていた人々もヘンリー王子夫妻が同センターに入っていく際は沈黙していた。

世界のリーダーたちに公平なコロナワクチン政策を呼び掛けるべくセントラル・パークで25日(土)に開催されるグローバル・シチズン・ライブに出席するため同市を訪れている夫妻だが、カリフォルニアの自宅から2人の子供アーチー君(2)と3か月のリリちゃんを連れてきているのかは不明となっている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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