パッキャオの〝次戦〟決定? 英メディアが報道 といってもボクシングではなく…

マニー・パッキャオ(ロイター)

ボクシングの元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)の〝次戦〟を、英メディアが報じている。

2022年5月に予定されている、フィリピンの次期大統領選挙に出馬する意向を表明した〝フィリピンの英雄〟は、8月のWBA世界ウエルター級タイトルマッチを最後に引退が取り沙汰されている。

所属する「MPプロモーションズ」のプロモーターであるショーン・ギボンズ氏は引退を否定しているものの、本人は「私のボクシングキャリアはもう終わり」との意向を示している。

そんな中、パッキャオは次なる挑戦を画策しているという。英メディア「ミラー」が「パッキャオの次の対戦相手が決定」との見出しで報じた。

ただ、これはボクシングの話ではない。同メディアによると「パッキャオは『マグナス・カールセン・セレブリティ・チャリティーチャレンジ』の一環として、チェスの世界王者マグナス・カールセンの10歳の頃をシミュレートしたものにチェレンジする」と伝えている。つまりチェスの世界王者の10歳の頃をコンピューターで再現したものに、パッキャオが挑むというわけだ。

本人は「とても興奮しているよ」と心躍らせているというが、今回はチャリティー活動の一環ながら、このままチェスプレーヤーも今後の選択肢に入るかも…。

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