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学生の頃、中型二輪免許取得のために教習所に通った。
当時は原付用の半キャップしか持っていなかったので、二輪用品店で「教習所で使える一番安価なヘルメットがほしい」と告げたところ紹介されたのがストリートジェットヘルメットだった。
当時の価格で1万2000円ほどだったと記憶している。
金がなかったこともあり、一番長く愛用したヘルメットとなったが、今となってみればお世辞にも良いヘルメットとは言えない代物だった。
大きな理由としては、
カラーバリエーションが選べない
サイズがフリーサイズ
といったところだ。
ストリートジェットヘルメットは私のように価格重視で購入するユーザーも多く、販売メーカーも価格をおとすために売れ筋のブラック・もしくは艶消しブラックのみラインナップ。
更に帽体はワンサイズで内装は脱着不可という製品が多い。
久しぶりに通販サイトなどでストリートジェットを検索したが上記のような傾向は変わっていないようだ。
god blinc(ゴッドブリンク) PythonJet2 (パイソンジェット2)を紹介
だが今回紹介するgod blincの新型ジェットヘルメットPythonJet2はそんな固定観念を覆す商品なのだ。
キーワードは映える、機能性最高、コスパ最高といったところだ。
映える
前述したようにコスト重視のストリートジェットヘルメットのカラーバリエーションは期待できない。
どんなヘルメットでも一番売れ筋のブラックと艶消しブラック、それと白があればいいほうだ。
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流行りのグレー系がラインナップされているのが嬉しい!
だがPythonJet2は7色もラインナップしている。個人的には最近流行りのグレーがラインナップされているのが嬉しい。
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PythonJet2カラーバリエーション
ブラック×ふちゴムホワイト
ホワイト× ふちゴム ブラック
マットブラック× ふちゴム ブラック
ソリッドオレンジ× ふちゴム ホワイト
シルバーダークパープル× ふちゴム ブラック
グレー× ふちゴム ブラック
ホワイト×ふちゴムピンク
帽体が非常にコンパクトなのにも驚いた。日本の公道を走るためには規格を取得しなければならない。
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PSC・SG認証取得済
もちろんPythonJet2も規格は取得しているわけだが、PSC・SG規格をしっかりクリアできるギリギリの大きさに仕上げられている。
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帽体がコンパクトなのでヘルメットが目立ちすぎないのが良い
身長が低いライダーは帽体が大きなヘルメットを被るとマッチ棒フォルムになりがちだが、PythonJet2はそんな心配もいらない。
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また原付や原付二種モデルはシート下ラゲッジスペースが狭いことも多く、スポーツジェットやフルフェイスは収納が難しいことも多いが、PythonJet2はコンパクトなのでそんな心配もいらない。
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シールドなどをプラスで装着する際に使用する頭部のスナップボタンはブラスメッキ処理が施されており真鍮のような見ためでクラシックな印象を強めている。
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極めつけはオリジナルゴーグルを装着した際の見ためは映え感が半端ない。さえないアラフォーの筆者だがコンパクトな帽体とゴーグルで顔を隠せばイケオジに見えなくもない。
機能性最高
ストリートジェットは一般的にはフリーサイズだ。私が20年前に購入したストリートジェットもフリーサイズで内装の脱着すらできなかった。
頭の大きな人も被れるように大きめサイズなので頭を振ればヘルメットもずれる。だがまぁストリートジェットなんてそんなものという印象だった。
ところがだ、なんとPythonJet2は帽体は1サイズだが脱着可能な内装でM、L、XLとスリーサイズ展開なのだ。
筆者はヘルメットはMサイズを愛用しているが、PythonJet2もMサイズでピッタリ。チークパッドがしっかりフィットするので女性でも頬がしっかりフィットする設計となっている。
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内装の脱着ができるのもありがたい。トップ、チークパッド共に内装が取り外し可能なので洗濯ができるのだ。
トップ内装を外して付属されているサイズ調整スポンジ(厚さ5mm)を頭部外周に貼ればSサイズ相当のサイズにもできる。
まさかストリートジェットの機能性に関してこんなに言及できるとは思っていなかったが、それだけではない。
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ラチェット式はヘルメットの脱着がラクラクだ。
顎ひもにはラチェット式を採用しておりサイズの微調整や脱着が楽にできる。
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帽体には軽量なABSを採用していて非常に軽量なため首や肩の凝りに悩まされているライダーには最高だ。
コスパ最高
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ヘルメット自体の質感も高く、細かい点に配慮されていることを考えても販売価格は1万円ぐらいかな?という印象だった。だがなんと6380円(税込)で販売するというから驚きだ。
筆者はもともとバイクパーツメーカーに勤務しており、ヘルメットの開発に携わったこともある。
帽体、内装を1サイズにすれば生産工場との折衝の際にボリュームディスカウント交渉することができる。だが条件を細かくすればするほど仕入れ価格は高くなってしまうのだ。
そういう意味でいうとPythonJet2は生産工場的には非常に厄介な商品だ。内装は3種類でカラーバリエーションも豊富となると工場側は価格を上げざるえない。
どんな技を使えばこの価格にすることができるのか?機会があればgodblincを率いる泉地社長に聞いてみたいものだ。
ユーザーとの距離が近く声を反映する気質
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ユーザーの声を受けてロゴの位置が変更された
godblincは今どきの企業らしくツイッター、youtube、インスタ、FACEBOOKなど一通りのSNSアカウントを運用しておりユーザーとの意見交換を積極的に行っている。
PythonJetのリニューアルに関しても積極的にユーザーの意見を取り入れているそうだ。カラーバリエーションをみなおしたり、ロゴの位置を変えたりしているのはユーザーの声を反映させた結果とのこと。
またゴーグルに関してはバイク業界のモデルとしては著名なYUさんにも改良点やフィードバッグを求めたとのこと。
写真映えが大事なモデルさんの意見を取り入れているあたり、見ために関してもしっかり配慮しているように感じる。
お勧めはヘルメット×ゴーグル
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今回撮影の際に許可を頂いてPythonJet2にゴーグルを装着してバイクで走行してみた。
気が付いたのはヘルメットのフィット感が丁度よく、ゴーグルも見ためほど視界が暗くならない点だ。
ストリートジェットは見ため重視で快適性は求められないものと思っていたが、気持ちよく走ることができた。
ヘルメット+ゴーグルでも税込1万560円という価格もお求めやすい。
どんなジャンルのバイクにも似合うシンプルなデザインだが、ストリートにも映えるので昨今流行りのEVキックボードユーザーにもお勧めしたい。
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