平和を訴え続けた四国五郎さん企画展 広島・廿日市市

生涯をかけて反戦・反核を描いた広島出身の画家四国五郎さんの企画展が廿日市市で開かれています。

原爆に関する多くの絵画を描き、平和への思いを訴え続けた四国五郎さん。

企画展では戦争やシベリアに抑留された体験を基に描いた油絵やその体験を書き留めた直筆の日記などおよそ100点が展示されています。

他にも四国五郎さんが挿絵を描いた絵本「おこりじぞう」の原画も展示されています。

はつかいち美術ギャラリー 卜部彰子学芸員「たくさんの方にご覧いただいて戦争を考えるっていうきっかけにしていただきたい」

今後は新型コロナの影響で延期されていた四国五郎さんの詩にメロディをつけたコンサートや朗読会などが行われる予定です。

企画展は廿日市市のはつかいち美術ギャラリーで来月17日まで開かれます。

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