【J1】レアンドロ不在…FC東京・長谷川監督バースデー飾れず「敗因は自分にある」

FC東京の長谷川監督(東スポWeb)

J1のFC東京は25日、ホームで浦和に1―2と逆転負けを喫した。前半1分にFW田川亨介の得点で先制するも、その後に2失点し、この日が56歳の誕生日だった長谷川健太監督に勝利を届けられなかった。

指揮官は「選手たちはタイトな日程の中、最後までよく走ってくれた。負けたことではなく、本当によく戦ってくれた。先制点を取った中で、私の方で、うまくシステムを変えるとか、選手交代とかうまくやれたら良かった。私の責任。選手に罪は全くない。気持ちの部分でも最後まで切れずに戦ってくれた」と振り返った。

前節(22日)の名古屋戦ではFWレアンドロがヒジ打ちで一発退場となった件で世間を騒がせると、日本代表DF長友佑都がSNSで謝罪するなど、大きな波紋が広がっていた。また、レアンドロにはリーグから3試合、クラブ独自で2試合と計5試合の出場停止と罰金が科され、大揺れとなっていた。

長谷川監督は「負けた敗因は自分にある。選手に罪はない」とし、来季のアジアチャンピオンズリーグ出場圏内となる3位入りに向けて厳しい状況に追い込まれたことに「フレッシュな中で戦えたら、違った展開になったかもしれないが、ルヴァンカップで勝ち上がっていけば、また違うと思う」と、新たな目標を見据えていた。

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