新型ランドクルーザー300がデビューし、納車には年単位の時間を要するほど人気を博している状況だ。そこで気になるのがランクルのレクサス版である新型LXの存在だ。ベースとなるランドクルーザーがフルモデルチェンジされただけに、2022年度にも新型モデルが登場する見込みである。そこで今回はレクサス 新型LXについて今わかっている情報をもとに予想していこう。
新型LXは待望の電動化グレードを用意! しかも大幅なダウンサイジグも敢行
トヨタ 新型ランドクルーザー300は3.5リッターターボガソリンと3,3リッターディーゼルターボと2種類のエンジンをラインアップしている。今回のフルモデルチェンジは14年ぶりとあって、デビュー前にはハイブリッドモデルが追加されるのでは? とウワサされていたが、蓋を開けてみればランクルの電動化は行われなかったのだ。
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新型LXは高級サルーン「LS」同様に3.5リッターターボエンジンを搭載
おそくらレクサス 新型LXは3.5リッターターボガソリンエンジンを基本に、何らかの電動化が行われる見込みである。編集部としては複数グレードを用意し、ベースモデルは3,5リッターターボエンジンを。最上級グレードにマイルドハイブリッド化がなされると見えている。
一言で言ってしまえば、レクサス LXはランクルの豪華版という位置付けである。そのため、ランドクルーザー300にはない仕様を追加するというワケだ。
ちなみに現行LXは5.7リッターV8エンジンを搭載しており、レクサスにとって一番大きなエンジンを採用してる。最上級サルーンのLSだって3.5リッターターボとなっているために、新型LXも同様となると見ているのだ。
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新型LXの内装は巨大モニターを完備! しかも2列目シートに豪華版の設定も
内装も専用設計となり、12.3インチのディスプレイオーディオを採用している新型ランドクルーザー300よりも、もっと大画面化が図られる見込みだ。
注目は2列目シートにある。ベースとなる新型ランドクルーザー300は3人掛けのベンチシート仕様のみであるが、レクサス 新型LXにはベンチシートのほかに左右独立式となるキャプテンシートモデルもラインアップされる見込みだ。LXのライバルとなるBMW X7にはすでにこの仕様をラインアップしており、海外市場を中心に支持されているという。そう考えると新型LXにも採用となっても不思議ではないのだ。
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新型LXの3列目シートは床下収納に! 発売は2022年度
そして現行モデル同様に3列目シート仕様をラインアップするが、新型ランドクルーザー300同様に床下収納タイプとなる。現行モデルは左右跳ね上げ式を採用していたが、ラゲッジルームを最大限に使えないとあって、途中に追加された5人乗り仕様が支持されている状況だ。それを打破すべく、新型ランドクルーザー300と同様となるのだった。
今回はレクサス 新型LXについて予想をしてきた。結論としては現行モデルよりも排気量が小さくない、最上級モデルには電動化仕様もラインアップされる。加えて、2列目シートは左右独立タイプを用意するなど、バリエーションも増えることとなる。
おそらく2022年度内には発表される見込みである。それだけに一早いデビューに期待だ!
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】