カージナルス逆転勝利 86年ぶり球団新記録の15連勝

【カージナルス8-5カブス】@リグリー・フィールド

ワイルドカード獲得に向けて快進撃を続けるカージナルスは、2点ビハインドで迎えた7回表に3点、9回表にもダメ押しの3点を奪い、8対5で逆転勝利。1935年7月の14連勝を86年ぶりに更新する球団新記録の15連勝を達成した。カージナルス2番手の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が6回裏の1イニングを無失点に抑え、今季7勝目(7敗)をマーク。カブス2番手コディ・ホイヤーは一死も取れず3失点と打ち込まれ、今季3敗目(7勝)を喫した。

カージナルスは2回表にハリソン・ベイダーが14号ソロ、タイラー・オニールが32号ソロを放ったものの、先発のジョン・レスターがピリッとせず、4回までに4失点。2点を追う展開となった。しかし、7回表にホイヤーからの4連打で4対4の同点に追いつくと、さらに3番手スコット・エフロスからポール・デヨングがセンターへの犠飛を放ち、勝ち越しに成功。8回裏無死1・3塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、守備面では4つの併殺を奪い、9回表にデヨングの19号2ランなどで3点を奪ってダメ押しした。

前日のダブルヘッダーに連勝して球団記録の14連勝に並んでいたカージナルスは、今日の逆転勝利で15連勝となり、86年ぶりに球団記録を更新。2017年に22連勝したインディアンス以来の大型連勝となった。2011~20年の10シーズン合計1515試合のうち、ポストシーズン進出の可能性を失った状態で戦った試合がわずか3試合しかないというポストシーズン常連チーム。この試合が終了した時点で3年連続ポストシーズン進出決定までマジック3となっている。

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