ロシア、米英豪の新枠組み批判

「境界構築」と国連演説

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国連総会で一般討論演説を行うロシアのラブロフ外相=25日、ニューヨーク(エドゥアルド・ムニョス氏提供・AP=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は25日、米ニューヨークの国連総会で一般討論演説を行った。米英豪3カ国のインド太平洋地域における安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を念頭に「欧米の秩序の押しつけは、西側とその他の国々に境界線を引く恐れがある」と述べ、米国が専制主義国家と見なす中国やロシアに対する排他的なブロックを構築しようとしているとして批判した。

 ロシア国内には、同国を「主要な脅威」とする米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)になぞらえ、オーカスが「東のNATOになり得る」(ロシア有力紙)との警戒感がある。