【新型コロナ】相模原市、テレワーク推進へ 市内宿泊施設と連携しプラン、差額も負担

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症の影響で働き方が変化する中、相模原市は市内宿泊施設を利用したテレワーク推進事業を始める。市は事業費5350万円を計上した2021年度一般会計補正予算案を28日の市議会9月定例会議に提出し、可決されれば11月中にスタートする予定。

 コロナ禍では、ホテルなどの宿泊施設をテレワークの実施場所として活用するケースが増えている。市はこうした動きを加速させるため、市内宿泊施設と連携してテレワークプラン(午前9時~午後5時)を設定。市内在住・在勤者は500~1500円で利用でき、通常のプラン価格との差額は市が負担する。

 市産業・雇用対策課は「テレワークを推進するとともに、市内宿泊業者も支援していきたい」と話している。

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