爆笑問題&神田伯山が芸人の“作画プレゼン”を審査! 新時代の「お笑いマンガ道場」が誕生!?

テレビ朝日系では10月5日から、「まさかのルールはなぜできた!?作画プレゼン!刺さルール」(火曜深夜0:15。一部地域を除く)がスタート。番組では、世界に実在する一風変わった法律や条例、意外な規則、さらにはその背景にある驚きのエピソードを徹底リサーチし、芸人たちが自作のイラストや紙芝居で面白おかしくプレゼンする。彼らの渾身(こんしん)のプレゼンが心に刺さったかどうかを、特別審査員の爆笑問題(太田光、田中裕二)と進行役の神田伯山が審査する。

初収録に臨んだ太田は「最初に番組の企画を聞いた時は『1回やってみないと見えない番組だなぁ』と思ったんだけど、実際に収録してみたら、みんな絵もうまいし、情報も興味深い! 絵で笑わせていくという点では、新たな『お笑いマンガ道場』(日本テレビ系)が生まれたなと。プレゼンという意味では、この中から未来のスティーブ・ジョブズも出てくるかもしれない。そんな可能性すら感じた“近未来的な番組”だと思います」と力説。

田中も「芸人さんたちが自分でネタを作って、絵も描かなきゃいけないわけで、すごく負担が大きくて大変な番組だと思います。絵もそんなにうまくないし、ネタも作れない僕には無理ですね(笑)。だから、この番組でも僕はプレゼンを見て、適当に感想を言ってるだけで楽させてもらっちゃってます。それにしても初収録から、ホントに皆さんのネタが面白かった! 今は各局、ネタ番組が増えてきてますけど、このタイプのネタ番組はほかにないので、お笑い好きの方はもちろん、かなり必見だと思います」と確かな手応えをにじませた。

また、伯山は「新たな『お笑いマンガ道場』」という太田さんのコメントも、確かにそうだなって思いました。中高年にも響きそうだし、この番組から第二の富永一朗さん、車だん吉さんが出たら面白いですよね」と頷き、さらに「忙しい芸人さんたちに『ネタを作って持ってきてくれ』と頼むなんて、すごい傲慢な番組(笑)。人に物を伝える能力は、芸人さんにとって一番大事な能力。それを爆笑問題のお二人が審査するシビアさ、おのおのの個性が光るプレゼンが単純に面白く勉強になりました。あとなんといっても、初めて進行役をやって、田中さんのすごさが分かりました」と、初収録を振り返った。

番組テーマである“ルール”にちなんで、爆笑問題の独自ルールは? という問いに太田は「“田中がとにかくお茶をつぐ”というルール。最初にギャラの配分をどうするか話し合った時に、『ネタを作るのは俺だから、7:3でいいよな?』と提案したら、田中が『それは嫌だ』って言うので『じゃあ、お茶をつげ』と(笑)。ネタ作りの時は常に、田中にお茶とお菓子を買ってきてもらってます」とうそか真か、2人の間のルールを明かした。

一方の伯山は「伝統芸能の世界には“どんな失敗をしてもうそをつかなければ全部許してくれるルール”があるんです。正直に謝れば、謝られた側も許さなきゃいけないというね。最初に師匠から『うそをつくな』って言われた時は、『人間なんてうそをつく生き物だし、そもそも講談なんてうそばっかついてるんだから』と思ったんですけど、今ではいいルールだなぁと思いますね」と講談独自のルールを語った。

さらに今回、森山みなみアナウンサーがバラエティー初挑戦。「あっという間に感じるくらい楽しかったです。芸人さんたちの話も面白いので興味が湧きますし、時々入るボケ・ツッコミなどのお笑い要素も間近で見られて…! バラエティーってこんなに楽しいんだな、と実感しました! さらに、芸人さんたちのプレゼン力は見習うことばかり。私はアナウンサーとしてのキャリアがまだ半年なので、芸人さんたちの“伝える力”をどんどん盗んでいきたいと思います」と喜びを語る森山アナは、「 『刺さルール』は全然知らなかった情報を楽しく学べて、放送を見た方々が知識量で周囲の人にマウントを取れる番組だと思います。一風変わった条例やルールを紹介する番組はほかにもありそうですけど、芸人さんたちがしっかりと絵でプレゼンしていくというスタイルがすごく新鮮だと感じました。ちなみに、私の独自ルールは『靴を履く時は絶対に左足から履く』。子どもの頃から、そうしないと気持ち悪くて…。間違って右足から履いてしまった時は、1回脱いで、左足から履き直すほどです」と少々変わったエピソードを披露した。

なお、レギュラー放送を前に、9月29日午後11:15からは、1時間の特番も決定。特番ではインディアンス、きつね、ティモンディ、ラニーノーズ、ラランドが「ケチャップ」「男性の水着」「民間宇宙旅行」などに関する海外のびっくりルールを発表。10月5日のレギュラー初回では、蛙亭とヒコロヒーが一騎打ちを繰り広げる。

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