【めずらしい雲】色々な雲を観測してみよう

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2021年9月26日 色々な雲を観測してみよう (解説:気象予報士 穂川果音) 季節や天気によってさまざまな形の雲を見ることができますよね。 先日は基本的な十種雲の雲を紹介しましたが、これらは雲ができる高さや形によって分けられているのが分かりました。 実はこの雲の形は、他にもいろいろな雲があるんです。 今日は少し変わった雲の形を紹介していきます。 まずはこちら「笠雲」です。 富士山に笠状の雲がかかっているのわかりますよね。これらは笠雲です。 この笠雲は上空の風が強いときにできるんです。 どのようにしてできるのか見てみると、 上空の風が強く湿った空気が山頂にぶつかり、上昇することによってこの笠雲が発生します。 「笠雲」は天気下り坂のサインとも言われてるんです。 ぜひ、背の高い山の近くに行ったときに、「笠雲」ができていないかどうか見てみて下さい。 続いてはこちら、「吊るし雲」です。 一瞬UFOの形のようにも見える、レンズ状の雲です。 これらも、比較的背の高い山の近くで見ることができるんです。 どのようにして発生するかというと、 上空の風が強いときに現れる雲で、風下側の空気の波によって、雲が発生する仕組みなります。 この「吊るし雲」も実は天気が悪くなる前兆だったりもするんです。 そして、こちらは波打ったような形の雲が見られますね。 これが「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」といわれるものです。気流が乱れてるときに見ることができます。 詳しく見ていくと、 上空で湿った空気の層と乾いた空気の層のような、異なる空気の層が接していて、 これらの層で風の強さや向きに差がある場合に、このような雲が発生します。 波上の形の雲、「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」というのは、気流が乱れてる時もあるので、航空機に影響が出ることもあります。 最後に紹介するのは、「パレイドリア現象」です。 皆さんは空を見上げた時に、『この雲、あの人の顔に似てる』とか『動物の形』に見えたりすることありませんか。それが「パレイドリア現象」です。 例えば私たちサニースポットが見つけた雲ですと、 こちら鳥のように見える雲だったり、アルファベットのL字型に見えたり、また、動物の牛さんのような形に見えるような雲もあったんです。 いろいろな天気によって、さまざまな形の雲を見ることができます。 ぜひ皆様、空を見上げてみてはいかがでしょうか。 #めずらしい雲 #秋の空 #雲の観測 #笠雲 #吊るし雲 #波頭雲 #パレイドリア現象 #天気予報 #サニースポット