「出島メッセ長崎」で内覧会 参加の市民、興味津々

約3000人が収容できるコンベンションホールで田上市長のあいさつに耳を傾ける参加者=長崎市尾上町

 11月1日に開業する長崎市尾上町のMICE施設「出島メッセ長崎」で25日、市民向けの内覧会があった。参加した市民は施設職員らに説明を受けながら、約3千人が収容できるコンベンションホール(約2700平方メートル)などを興味深そうに見て回った。
 内覧会は同日と26日の2日間で、応募した市民約500人が参加予定。田上富久市長はあいさつで「経済の活性化につなげていくだけでなく、市民の皆さんの喜びや楽しみにもつながるような場所に」と活用を呼び掛けた。
 ホールのほか、10人未満から最大500人まで対応できる24の会議室、稲佐山を望むプロムナードなどを見学。夫婦で参加した同市横尾3丁目の後藤道明さん(67)は「施設内の感染症対策も万全。長崎にこれまでなかったようなイベントも開催できるだろうし、今後が楽しみ」と話した。

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