秋冬キャンプのテントの選び方を伝授!春まで使えるテンマクデザイン「サーカスTCDX」がオススメ

秋は夏の暑さも弱まり快適なキャンプシーズンで、初心者のキャンプデビューにもオススメの季節です。そこで、秋冬キャンプに最適なテントの選び方を、筆者が愛用しているテンマクデザインの「サーカスTCDX」を参考にご紹介していきます!

夏用テントと秋冬用テントの選び方の違いは?

筆者撮影

まず、夏キャンプに自分が愛用しているソロテントはスノーピークの「ヘキサイーズ1」です。

スノーピークの「ヘキサイーズ1」はタープにインナーテントを吊り下げる方式のソロテントで、開放的でありながらソロには丁度良いサイズ感になっているのが特徴です。

そのため、5月~9月までの暖かくなる季節には最適の夏用のソロテントです。

筆者撮影

夏のソロキャンプで使用するテントで重要なポイントは以下の3つです。

  • 夏の暑い日差しを遮りながら開放的で通風性が良いこと!
  • ソロテントの場合はチェアに座りながら必要な物に手が届くサイズであること!
  • 夕立が多い夏でも焚き火が楽しめるような、前室部分の居住性がある程度あること

しかし、秋冬用テントは夏とは真逆のテント性能が重要になってくるんです。

▼スノーピーク「ヘキサイーズ1」

秋冬用テントの選び方のコツ!寒さ対策を最優先に

筆者撮影

10~4月の秋から春にかけて自分がソロキャンプで使用してるのはテンマクデザインの「サーカスTCDX」。

秋冬キャンプでは、暑い季節のテントと比べて押さえるポイントが自ずと違ってきます!

▼テンマクデザイン「サーカスTCDX」

【サーカスTCDXのスペック】

  • 素材: フライ/コットン混紡生地(TC):ポリエステル65%、コットン35% (加工)表面撥水加工
    裾部/ポリエステルリップストップ150D (加工)PUコーティング
  • 収納サイズ:(約)630×270×270(高)mm
  • 組立サイズ:(約)4,200×4,420×2,800(高)mm
  • 重量:(約)12.3kg

▼「サーカスTCDX」の詳しいレビューはこちらの記事を参考にどうぞ!

【選び方のポイント1】スカートで冷気の遮断が必須!

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秋キャンプは夏の暑い季節と違って、気を付けないといけないのは朝晩の冷え込みです。

夏であれば冷え込んだとしても10℃を下回る事はほとんどありませんが、秋キャンプでは天候や場所によっては更に気温が下回る事があります。

さらに冬キャンプだと0℃前後が当たり前。

そのため、秋冬キャンプでは冷風を遮るためにテントと地面の隙間を無くすスカート付きのテントがあると、寒くなくアウトドアライフが堪能できます。

【選び方のポイント2】ストーブ運用も含めて選ぼう!

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朝晩の冷え込みが厳しい晩秋のキャンプでは、如何に暖かく快適にアウトドアライフが送れるかが重要です。

中にはAC電源付きキャンプ場もありますがキャンプ場が限定されるので、電気が不要な薪ストーブや石油ストーブなどの高出力の暖房器具を対応したテントがオススメです。

また、テントメーカー各社ではテント内でのストーブは厳禁で自己責任になっている事が多いですが、一酸化炭素の排気が出来るようにベンチレーション(換気口)が取れているテントを選びましょう。

【選び方のポイント3】テント内は少し広めで居住性を重視しよう!

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残暑が残る初秋を除いて秋冬キャンプは寒さ対策が必須ですが、その時に重要になってくるのはテント内の居住性です。

気温が下がってくるとタープを張って開放的なキャンプの時間は短く、外での活動は少なくなりがちになりテント内にいる時間が増えます

そんなときにはソロキャンプの場合でも少し広めのテントなら、居住性を高める事ができて寒い時期でもテント内で快適にアウトドアライフを楽しめます。

テンマクデザイン「サーカスTCDX」なら寒さ対策バッチリ! 秋・冬・春までキャンプが楽しめるテント

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上記で説明した通り、テンマクデザインの「サーカスTCDX」は寒さ対策はバッチリで秋冬テントには最適な事が分かります。

また、秋キャンプを快適に過ごせれば、装備次第では秋だけではなく、極寒の冬や、寒さが残る初春にも対応できるので、ある意味コスパの良いテントと言えますね。

秋:キャンプ場が閉まる晩秋は河原で野営可能!

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筆者が住んでいるのは、北陸富山の雪国で県内キャンプ場は10月末頃には閉鎖になる事が多い地域です。

そのため、晩秋はキャンプが出来る通年営業のキャンプ場は少なく、寒さ対策を万全にする事でトイレがあれば河川敷でも問題なく手軽にキャンプ(野営)が出来ます。

もちろん、河原や河川敷は自由使用許可に指定されている場所に限りますが、事前に地元の国土交通省管轄の河川管理事務所などに問い合わせすれば、野営可能がどうかも教えてくれるのでキャンプ場以外でもキャンプが楽しめます。

冬:極寒の真冬に雪上キャンプも楽しめる!

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雪の降る真冬はキャンプをしない方が大半かもしれませんが、実は真冬の晴天時は空気が澄んでおり遠くの山々も綺麗に見れる絶好のキャンプ日和です。

しかしここでも問題になってくるのは寒さ対策。

冷気を防げるテントなら、薪ストーブやポータブル電源を使用すれば電気毛布も使えるので、氷点下の雪上キャンプでも快適にアウトドアライフが満喫できます。

また、氷点下の極寒キャンプの夜はテントを閉めてのテント内での活動がメインになるので、ソロテントでも広さがある方が使い勝手は良いです。

春:お花見キャンプの冷え込みにも対応出来る!

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日中はポカポカする、花見シーズンも深夜の冷え込みは5℃以下になる場合もあり、寒さ対策を怠っては最悪のキャンプになります。

そのため、寝るまでは焚き火で暖を取って過ごし、就寝時はテントを閉めれば冷気を遮断でき快適に就寝ができます。

また、衣類などで寒さ対策万全にしていればストーブなどの暖房器具が無くても、快適なアウトドアライフをエンジョイできます。

秋は絶好のキャンプシーズン!秋冬キャンプ&テントだからできる事を楽しもう

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快適なキャンプシーズンの秋キャンプでは、夏には味わう事が出来ない秋ならではの良い点があるんです。

食欲の秋をキャンプ飯で堪能しよう!

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食欲の秋は食べ物が美味しい季節で旬の食材も豊富で、寒い屋外で食べるよりは温かいテント内でゆっくり味わって食べたいものです。

そういう時に重宝するのが薪ストーブ

同時に複数の調理も可能ですので、ソロ以外の複数人での使用にも大き目のテントなら対応出来ます。

また、一般的なCB缶バーナーを使っての調理の場合は外気温が低いと着火しにくくなりますので、テント内での調理もしやすいかどうかも含めて選んでみてはいかがでしょうか。

秋は紅葉と絶景ロケーションでキャンプを楽しもう!

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そして、秋キャンプの醍醐味といえば色とりどりの紅葉の中でのキャンプが最高です!

また、山辺のキャンプ場では絶景の紅葉が楽しめるキャンプ場は多いですが、紅葉シーズンは晩秋に差し掛かり朝晩の冷え込みも厳しいので注意が必要です。

寒さ対策を取れるテントを使って秋は最高のロケーションでキャンプを楽しんでみたいですね。

秋冬キャンプのテント選びは寒さ対策を万全に! 快適な秋キャンプを楽しんで

暑すぎず寒すぎない秋はキャンプのベストシーズン。

秋冬テントの選び方のポイントを押さえて、最適なテント選びの参考にしてみてくださいね。

おいしい食べ物や紅葉と一緒に、気持ちのいい秋キャンプを楽しみましょう!

▼その他の秋キャンプにおすすめのギアや、秋キャンプの楽しみ方はこちらの記事を参考にどうぞ!

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