【秋場所】照ノ富士が新横綱V 15日制以降では5人目、一人横綱では戦後初の快挙

優勝インタビューでは笑顔も見せた照ノ富士

大相撲秋場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)、新横綱照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が2場所ぶり5回目の優勝を果たした。1差で追っていた幕内妙義龍(34=境川)が関脇明生(26=立浪)に肩すかしで敗れ、この時点で優勝が決定した。

照ノ富士は結びで大関正代(29=時津風)を寄り切って13勝目(2敗)。白星で締めくくり、優勝に花を添えた。新横綱Vは1場所15日制以降では大鵬、隆の里、貴乃花、稀勢の里に続く5人目。横綱白鵬(36=宮城野)が全休する中、新横綱が初日から一人横綱を務めて優勝するのは戦後初の快挙となった。

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