沖縄コロナ新規感染71人 32日連続で前週の同じ曜日下回る(9月27日朝)

 沖縄県は26日、新たに10歳未満から90代までの71人の新型コロナウイルス感染を確認した。県内の累計は4万9385人となった。感染者数は前週の日曜日より36人少なく、32日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染状況を示す指標は減少や改善の傾向が続いている。

 新規感染者数71人の年代別は10歳未満が最多で16人、20代15人、30代13人などで、70代以上は2人だった。推定感染経路が判明しているのは47人で、家庭33人、友人・知人5人、職場3人、施設2人、そのほか4人となっている。

 県がまとめている直近1週間の10万人当たりの感染者数は、25日までの1週間が48.55人と依然全国ワーストが続いているが、7月21日以来約2カ月ぶりに50人を下回った。26日時点の県内の療養者数は1479人で、この値が1500人を下回るのも7月27日(1477人)以来約2カ月ぶりとなる。

 米軍関係の感染情報は日曜のため県への報告がなかった。【関連ニュース】
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