逆転V狙うフィリーズが痛い1敗 筒香は2点タイムリー

【パイレーツ6-0フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

地区首位のブレーブスを1.5ゲーム差で追うフィリーズは、パイレーツ4連戦をスイープして日本時間9月29日から始まるブレーブスとの直接対決3連戦に向けて勢いをつけたいところだったが、打線が機能せず0対6で完封負け。連勝は5でストップした。パイレーツ先発のマックス・クラニックは5イニングを4安打無失点に抑えて今季2勝目(3敗)をマーク。フィリーズ先発のハンス・クラウスは3回2安打1失点で降板し、今季初黒星(0勝)を喫した。

パイレーツはメジャーデビュー戦となったクラウスの初球をコール・タッカーが捉え、1号先頭打者アーチで1点を先制。その後は両軍とも走者を出しながらも得点を奪えない状況が続いたが、パイレーツは7回表に3つの四球で一死満塁のチャンスを迎え、キブライアン・ヘイズのタイムリー二塁打で2点を追加した。8回表無死満塁のチャンスでは筒香嘉智がライトへの2点タイムリーを放ち、5点をリード。9回表には一死3塁からボークでダメ押しの6点目を奪った。

パイレーツの筒香は「2番・ライト」でスタメン出場し、最初の4打席はサードフライ、レフトフライ、セカンドゴロ、サードゴロでヒットが出なかったものの、8回表無死満塁の場面で迎えた第5打席で貴重な追加点となる2点タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献。5打数1安打2打点で今季の通算成績(3球団合計)は打率.223、OPS.715となっている。

© MLB Advanced Media, LP.