女子プロレス「スターダム」のシングルリーグ戦「5★STAR GP」を初制覇した朱里(32)が、年末年始マット界の主役を奪う。
約2か月に及んだ過酷なリーグ戦は25日の大田区大会で優勝決定戦が行われ、朱里は渡辺桃との激闘を制した。試合後は林下詩美が持つワールド王座への挑戦を表明し、決戦地に12月29日の東京・両国国技館大会を指定。10月9日の大阪城ホール大会で行われる王者・詩美VS彩羽匠の勝者に挑戦することになった。
今年の年末は格闘技イベント「RIZIN」をはじめ、ボクシングの世界戦なども行われる予定で、年が明ければ恒例の新日本プロレス東京ドーム大会も控える。
朱里は「ベルトを取るためにしっかり3か月かけて準備をするというのもありますけど、一番は2022年を〝朱の年〟にするためです。そのためには年末にベルトを取るのが一番ですから」と、あえて〝興行戦争〟の舞台を選んだ理由を明かした上で「絶対に他のどこにも負けない試合をします!」と断言。激動の2021年を最高の形で締めくくる。