東京県人会、コロナで沖縄芸能フェス中止 

 【東京】東京沖縄県人会(仲松健雄会長)はこのほど、「沖縄芸能フェスティバル2021」を中止することを決めた。

 新型コロナ感染拡大に伴う東京の緊急事態宣言延長を受け、出演を辞退する動きが出ていた。仲松会長は「理事で話し合い、慎重に判断した。残念だが、感染が拡大している中、仕方がない」と語った。

 同フェスティバルは同県人会の恒例イベントで、10月30日に開催する予定だった。19年は台風で中止、20年はコロナ感染拡大で延期になったこともあり3年連続で中止に追い込まれた。

 同県人会は22年に沖縄県が日本復帰50年を迎えることから、同年5月8日に「沖縄芸能フェスティバル2022」を国立劇場で開催することを計画している。仲松会長は「来年のイベントに全力投球していきたい」と話した。

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