宮崎市動物園が大改修構想 総事業費52億円見込み

キリンやシマウマなどを見下ろせる観覧橋=宮崎市フェニックス自然動物園

 宮崎市塩路の市フェニックス自然動物園(竹田正人園長)について、市がライオンなどの獣舎や管理棟が入る観覧橋の解体と飼育・展示場所の変更を軸とする大規模改修の構想を持っていることが26日、市への取材で分かった。2020年度に見直した同園のリニューアル基本計画に盛り込んでいる。計画では総事業費を概算で約52億円と見込むが、コロナ禍や相次ぐ遊具事故などの影響も生じているため、市は計画全体の修正を加えながら実現を目指す方針だ。

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