九州高校野球長崎県大会 諫早農など準々決勝へ

【3回戦、諫早農―長崎西】8回表諫早農1死一、三塁、平松がスクイズ(安打)を決める=県営ビッグNスタジアム

 第149回九州地区高校野球県大会第6日は26日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で3回戦4試合が行われ、長崎商、諫早農、長崎日大、鎮西学院が準々決勝に進み、8強が出そろった。
 諫早農は長崎西に3-2で競り勝った。昨季もエースで今夏8強に貢献した浜崎が持ち味の制球力で4安打、1四球、自責点1で完投。攻めては2-1の八回1死一、三塁から、平松が自らも生きるスクイズを決めて3点目を挙げた。諫早農の秋8強は5年ぶり。
 夏春連続の甲子園出場を目指す長崎商は清峰を6-4で下した。長崎日大は10-0で長崎北に五回コールド勝ち。先発川副が無安打無得点に抑えた。鎮西学院も口加・諫早商・島原翔南・国見の連合チームを13-1の五回コールドで退けた。
 第7日は10月2日、ビッグNで長崎明誠-創成館(10時)、海星-大崎(12時30分)の準々決勝2試合を実施。県高野連は、この準々決勝から、一般観客の有料での入場を再開する。感染症対策をした上で、入場者名簿への記入が必要となる。

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