松嶋菜々子、「SUPER RICH」でフジテレビドラマに5年ぶり出演。江口のりこと初共演

松嶋菜々子が、10月14日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ「SUPER RICH」(初回は午後10:08、木曜午後10:00)に出演。松嶋が同局の連ドラに出演するのは5年ぶりで、主演の江口のりことは初共演となる。

本作は、幸せの形=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマンの、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。江口が、電子書籍を手がけるベンチャー企業「スリースターブックス」の代表取締役CEO・氷河衛役を演じ、仕事にプライベートに苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を体現。赤楚衛二が、主人公とは生まれも育ちも正反対の貧乏な専門学生・春野優、町田啓太が、優秀な右腕として衛を献身的に支える宮村空に扮(ふん)する。ほか、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき、矢本悠馬、志田未来、中村ゆり、戸次重幸、美保純、そして古田新太といった豪華キャストが顔をそろえる。

松嶋が演じるのは、大手IT企業「MEDIA社」の取締役で、新卒で入社した衛を育て上げた人物でもあり、彼女の能力を高く評価している恩人の島谷聡美。衛が会社を辞めて「スリースターブックス」を立ち上げた時も、心から彼女を応援し背中を押した。衛にとっても聡美は最高の上司であり憧れの存在で、2人は絶対的な信頼関係で結ばれている。第1話から激流の渦に巻き込まれていく衛だが、そんな物語のキーパーソンだ。

「オリジナルのストーリーなので、今後の展開がどうなるのか楽しみです。江口さんのセリフが関西弁なのも、衛のキャラクターを表現する上でとても大事な要素になっていると感じました」と期待を膨らませる松嶋は、江口について「お会いした時の第一印象は、“とてもかわいらしい方”でした。まだ一度しか現場をご一緒できていないので、これからいろいろとお話しできたらと思っています」と明かす。

自身の役柄に関しては「島谷聡美は衛が独立前に勤めていた会社の上司でキャリアをもった女性です。自分で会社を経営する衛を気にかけていて、時に厳しい言葉もかけますが、衛にとって頼れる存在でありたいと思っています。自分にとっての幸せの形=“スーパーリッチ”を探し、追い求める、個性豊かなキャストの皆さんと、スピード感のあるストーリーになっています」と語っている。

番組を手掛ける金城綾香プロデューサーは「初めてアシスタントプロデューサーとしてご一緒した『オリエント急行殺人事件』(2015年)、そして木曜劇場で初めてプロデュースをしたのも『営業部長 吉良奈津子』でした。松嶋さんは、もちろん学生の頃から憧れの女優さんであり、この仕事を始めてからは、私にとって理想の女性でした。今回、江口さん演じる主人公・衛にとって、業界の先輩であり、大切な恩師であり、そして人生の道しるべになるような方を作りたいと思い、物語の最初からずっと松嶋さんをイメージして物語を紡いできたので、ご出演いただけると聞いた時には、文字通り飛び上がって喜びました。聡美は、本当の『SUPER RICH』を体現している女性です。ぜひ江口さんとの美しい2ショットを楽しみにしていただきたいです」と思い入れたっぷりに、アピールしている。

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