洋上で北方領土の先祖慰霊へ

10月に元島民、北海道羅臼町

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「洋上慰霊」の開催が発表され、思いを話す「千島歯舞諸島居住者連盟」羅臼支部の支部長を務める鈴木日出男さん=27日午前、北海道羅臼町

 北海道羅臼町は27日、北方領土の元島民らが4島周辺まで船で近づき先祖を弔う「洋上慰霊」を10月6日に行うと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で本年度の4島へのビザなし訪問と、道などが主催する慰霊事業が中止となっていたため町独自で実施する。

 元島民らでつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」の羅臼支部と共催。町によると、道内に住む元島民や元島民2世など約20人の参加を想定する。町内の会社が持つ観光船1隻を使い、北海道本島と北方領土間の日ロ中間ラインの北海道側で、手を合わせる慰霊式を行う。

 町の担当者は「人数を絞って開催を決めた」と説明した。