趣味やグルメの話からメンバーの意外な一面を発見!? Sapporo Campus Radio・2021年8月24日放送

 2021年7月から北海道大学新聞編集部のレギュラー出演が始まった三角山放送局のSapporo Campus Radio。緊張感に包まれた初回放送の反省も踏まえつつ、今回は編集部のTS、N.N、Y.S、ATの4人でお送りします。まずは初登場の2人が今日の放送への意気込みを語ります。

オープニング

AT:法学部3年です。高校生の時に放送部でラジオをやっていたのでその時の懐かしさを感じています。当時はパーソナリティーを務めていたわけではなく機械操作を中心にやっていたので今回は初めての経験でドキドキしています。

N.N:理学部2年です。放送部での経験などはなく、ラジオは今回が初めてですが、今回は機械操作の担当ということで頑張っていきたいと思います。機械操作をしながらお話もしなければならないので、わちゃわちゃしていますね。笑


【コーナー1】活動紹介・北大新聞ニュース

コーナー1では最近の北大の出来事を「北大新聞ニュース」としてお伝えしながら北大新聞の活動についてご紹介します。紙面と連動した企画にも初挑戦です。

東京五輪マラソン競技開催

東京オリンピックのマラソン競技が今月(8月)7日から8日にかけて札幌市内で行われ、北海道大学の構内を含むコースを選手らが走り抜けました。

北大ではおととし11月にマラソン競技の札幌開催が決まった後、大学や大会組織委員会などが準備を進め、去年にはコースの道路を舗装し直す工事が行われるなどしました。今年5月には大会本番と同様のコースを使ったテスト大会「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」も開催されています。また大会に先立って札幌市が北大構内の3カ所にブロンズ製、縦横30センチメートル四方の銘板を設置するなど、大会を語り継ぐレガシーも整備されました。

オリンピック本番の競技の実施にあたってはコース沿いにフェンスや三角コーンが設置され、競技当日はコースとなったメインストリートの横断が規制されるなどしました。

AT:私は当日、テレビで観戦していたのですが、自分たちがいつも通っている建物がばっちり映っているのを見て感慨深いというか、ちょっと感動しましたね。

N.N:世界中に映っていますもんね。

TS:上空からの映像でHOKKAIDO UNIVERSITYと字幕が出てきた時は感動しましたね。


続いては8月21日公開の北大新聞8月号についてご紹介します。

Y.S:今回注目したい記事が「コロナとともに 北大飲食店列伝 第2回 大地の珈琲」です。この記事は今年の4月号にスタートした連載企画の2回目で、新型コロナウイルス感染拡大で大きな影響を受けている北大周辺の飲食店を応援する趣旨でお届けしています。今回取材させていただいたのは、2019年11月にオープンしたコーヒーショップ「大地の珈琲」さんです。オープンしてまもなくコロナ禍に見舞われましたが、コーヒー豆の販売に注力するなど試行錯誤されてきました。そうした経緯やマスターの山下さんのコーヒーへの思いなどを伺っています。

TS:そして今回は、この番組のために私どもが改めてお店にお邪魔して、マスターに今後の展望などを伺ってきましたのでその模様をお聞きいただきたいと思います。

Y.S:大地の珈琲さんは2019年11月にオープンされたとのことですが、この数字、ものすごく意味があるんですよね?

大地の珈琲マスター・山下大地さん:そうなんです。令和元年(1年)11月1日という1が並んだ日にちなんで、私の名前の大地にもかけて、縁起よくスタートしたいということで選びました。

Y.S:もうすぐ2周年を迎えられるということで、企画も考えていらっしゃるのでしょうか。

山下さん:今度は2にちなんで、ペアでとか、2つの味のコーヒーをお届けできたらということで企画を練っている最中です。

Y.S:これからの季節のおすすめはありますか?

山下さん:札幌も今年の夏は暑かったですが、9月頃から気温が下がってくるのではないかと思っていて、ちょっと肌寒くなってきた時に合うようなナッツとか、キャラメルとか、香ばしい甘いロースト香のある中深煎りから深煎りくらいの豆をご用意できればと思って豆から選定中です。

Y.S:最後に、リスナーの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

山下さん:大地の珈琲ではコーヒー豆の販売と、喫茶スペースをご用意しています。コロナ禍の家での生活で少し息抜きしたい時に、コーヒー豆を買ってご自宅でコーヒーをいれる時間を楽しんでいただければと思っています。ご来店お待ちしております。


TS:普段は学内で活動している私たちにとって、学外に取材に出ることは結構チャレンジングでもあるのですが、コロナ禍で何か自分たちにもできることはないかということで始まった企画でした。初回は北大の北18条門近くの自由人舎時館さんを取材させていただきました。今回は取材してみていかがでしたか?

Y.S:慣れない取材で緊張したのですが、マスターの山下さんもとても優しい方で、ジャズの音楽が流れている店内の雰囲気も心地よく、楽しい時間を過ごすことができました。

TS:山下さんのコーヒーへの愛情がものすごく伝わってきましたね。

N.N:「コーヒー」って、北海道の方はやはりイントネーションが違うんですね。

TS:そちらの方が英語のイントネーションには近いですよね。

北大新聞8月号は北大新聞ウェブサイトでご覧いただけますのでアクセスしてご覧になってみてください。


【コーナー2】趣味について

このコーナーでは編集部メンバーの最近の趣味についてお伝えします。

TS:日頃一緒に活動していても、意外とお互いの趣味については知らないものなんですよね。ATさんはいかがですか?

AT:家でできることということで小学生の夏休みのようですが、ホウセンカを育てています。

一同:懐かしいですね。

AT:6月の半ばくらいに植えて、下旬ごろから芽が出てきて、今は一番高くなっています。最近は酷暑が明けて涼しくなってきて、下の方が少し枯れ始めています。つぼみがついていてまだ咲いていないので、ドキドキしながら育てている状況です。

N.N:実を触ると弾けますよね。

Y.S:タネがその中にいっぱい入っているんですよね。

TS:久しぶりにホウセンカという名前を聞きました。小学生の時と言ったら、10年以上前とかですからね。続いてY.Sさんはいかがですか?

Y.S:私は北海道2年目でどんどん魅力に憑かれていって、ついにネットで北海道の大きな白地図を買いました。地形を覚えたいのと、いろんな市町村のことを書き込んでいって、特徴的なことも一緒に覚えていけたらと思ってワクワクしながら地図を埋めています。

TS:検定試験を受けることも考えているんですか?

Y.S:受けてみたいと思っています。まだテキストを買ってはいないですが、北海道マスターになれるといいですね。

N.N:心強いですね。

Y.S:TSさんはいかがですか?

TS:本当はカラオケが好きなんですが、コロナ禍で行けておらず改めて自分の趣味ってなんだろうと考えた時に出てきたのが、ドキュメンタリー番組の鑑賞ですね。

一同:へぇ〜。

TS:最近の若い人からはあまり想像がつかないかもしれないのですが、私は結構テレビを見る人間で、特に最近好きなのが今年の春からNHKのBSで放送されている20年くらい前の「プロジェクトX」という番組の再放送です。毎週欠かさず見ています。

N.N:名作ですね。

AT:再放送しているんですね。

TS:昭和の時代の「日本初の〇〇」などに挑戦していった人たちの熱いエピソードから毎回刺激を受けて、毎週楽しみにしています。20年経っても名番組は色褪せないんだなって思いました。

N.N:胸アツですね。

TS:この番組も「名番組」になれるといいんですけどね。

N.N:大丈夫か、今滑っていないか…!?

AT:大きく出ましたね。

TS:野望は大きい方がいいんじゃないですか。

Y.S:大志を抱いていきましょう。

TS:そしたらN.Nさんはどうですか?

N.N:最近は1人で散歩がてらサイクリングをやりますね。最近行ったのがモエレ沼公園です。公園に山やガラス張りの建物があり、そこに登ったりして遊んでいましたね。

TS:あそこの上からの眺めはすごくいいですよね。

N.N:三日月湖もあって、石狩川の流れを感じられますね。札幌の地形を感じられて良かったです。

TS:さっきのY.Sさんの地図の話ともつながってきますね。

N.N:やっぱり「博士」に聞かないとね。詳しく教えてもらわないと。

Y.S:いやいや、N.Nさん、いろいろ教えてください。


【コーナー3】お気に入りの北海道グルメについて

このコーナーでは編集部メンバーのお気に入りの北海道グルメについてお伝えします。

TS:N.Nさんはどうですか?

N.N:寮に住んでいてラーメンによく行きます。五丈原というラーメン屋さんの燕三条というメニューをよく食べます。800円で大盛りにもできるので大盛りにして、上に乗っている海苔などの海鮮の風味とスープ、それに太麺が好きで月1回くらい行きますね。

TS:ラーメンは北海道グルメの定番ですよね。新たなお店を開拓してみるのも良いのではないでしょうか。

N.N:やりたいですね。一幻とかもありますからね。

TS:Y.Sさんはどうですか?

Y.S:私は芦別のがたたんというのが印象に残っています。あんかけの中華風のスープに野菜や肉、海鮮など具沢山で小麦の塊も入っています。ありそうでなさそうだなと思いました。炭鉱の人たちが体を温めるための食事だったみたいです。スープのことをがたたんと呼ぶそうです。

TS:そしたらATさんはどうでしょう?

AT:北海道グルメの代表格に入ると思うのですが、十勝名物の豚丼です。家庭料理としても出てくるのですが、十勝に旅行に行った時に帯広駅前のぱんちょうというお店で初めて本場のものを食べました。香ばしさやたれを味わって、「これが本物の豚丼なんだ!」と思ってそこからハマりましたね。TSさんはどうですか?

TS:私も豚丼でして、思い出深いのが新千歳空港の搭乗待合室にあるドライブインいとうというお店の豚丼です。最近はできていないのですが、道外出身なので帰省するときに毎回のようにそちらで夕食を食べるのがルーティーンでした。

N.N:なかなかいいですね。帰省する時に北海道のものを入れて、「行くぞ」みたいな感じで。

TS:そうですね、1つの儀式みたいな。


エンディング

TS:皆さん、今日はいかがでしたか。N.Nさんは初めてでしたが。

N.N:機械操作しながらだったのですが、やはり2つのことをやるとこんがらがってしまいますね。熟練の技が必要というか。

TS:慣れるまでは難しいですよね。ATさんはどうでしたか?

AT:最初の方は緊張していましたが、だんだんリラックスできるようになって、皆さんの知らない一面も分かって楽しめました。

TS:初回の放送ではガッチガチで聴くに堪えないくらい肩が凝り固まってしまっていたので、楽しめたのなら何よりです。

次回は9月28日(第4火曜日)を予定していますのでお聴き逃しなく!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

(三角山放送局にて8月24日放送)


<放送後記>

TS:初回放送ではかなり力んでしまいましたが、今回はリラックスして、内容も充実できたのではないかと思います。出演者にもリスナーの方にとっても新たな発見のある放送を目指してパワーアップできるようにしていきたいです。

N.N:初めて自分の声が公共の電波に乗ったのは印象的でした。今後の放送はトークや選曲などを洗練させつつ、なにより楽しみながら放送したいと思います!

AT:緊張は大きかったものの、高校時代の番組を放送していたときの楽しかった部分を思い出していき、無事に終えることができよかったです。聞いてくださる皆さんに大学生の今を等身大で伝えられるよう、今後も工夫していきたいと思います。

Y.S:初の試みとして事前に出張収録を行いました。大成功だったように思います。形式にとらわれず、日々の我々の活動がより伝わるように模索していきたいです。


<今回の楽曲リスト>

ゆず・夏色 …走り出したくなるような夏の爽やかさが感じられる曲

Eve・心海 …夏に合いそうなアニメ映画の挿入歌

ラブリーサマーちゃん・あなたは煙草 私はシャボン …夕方の時間帯に合う曲

山下達郎・さよなら夏の日 …夏と言えばという曲。車でドライブしている時に聴きたい

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© 北海道大学新聞編集部