台風16号の影響で、28日(火)から10月2日(土)ごろにかけて、南西諸島、小笠原諸島、西日本から北日本の太平洋側で、うねりを伴って大しけとなる所がある見込み。高波に警戒が必要だ。
特に、10月1日(金)ごろに台風がかなり接近する伊豆諸島では、大荒れとなるおそれがある。
大型で非常に強い台風16号は、27日(月)午後3時には沖ノ鳥島近海にあり、ゆっくりした速さで北北西へ進んでいる。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
台風は29日(水)にかけて日本の南を北上し、30日(木)以降は次第に進路を北東へ変えて、10月1日(金)ごろには非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり接近するおそれがある。その後、台風は日本の東を北東へ進む見込み。
高波
台風の北上に伴い、南西諸島では28日(火)から30日(木)にかけて、小笠原諸島では29日(水)から10月1日(金)ごろにかけて、うねりを伴って大しけとなる所がある見込み。
28日(火)に予想される波の高さ
沖縄 6メートル
29日(水)に予想される波の高さ
沖縄 8メートル
奄美、小笠原諸島 6メートル
その後、西日本から北日本の太平洋側では30日(木)から10月2日(土)ごろにかけて、うねりを伴って大しけとなる所がある見込み。高波に警戒が必要だ。
暴風・大雨
台風がかなり接近する伊豆諸島では10月1日(金)ごろに暴風となる所がある見込み。暴風に警戒が必要だ。台風の進路等によっては、伊豆諸島以外の東日本太平洋側、北日本太平洋側でも暴風となるおそれがある。
なお、台風の接近により、10月1日(金)ごろには東日本太平洋側と北日本太平洋側で大雨となるおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒が必要だ。