演技のみならずファッションも注目を浴びた滝藤賢一

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俳優の滝藤賢一が25日、都内で著書「服と賢一 滝藤賢一の『私服』着こなし218」(主婦と生活社)の出版記念トークイベントを行ったことを、各メディアが報じた。

同書は滝藤に約1年間密着し、私服を撮影したスタイルブックで、173日間で218ポーズを撮り下ろしたという。

ファッションは小学生の頃から興味があったという滝藤。「着たい物を着るってだけ。流行の物とかはあまり好まない」とこだわりを告白。

同書について、「僕の私服を、仕事の前に撮ってもらっただけ。俳優の仕事に支障が出ることなく出来たので、私生活に近い本になっている」とアピールした。

お気に入りの1枚にあげたのは、割れた腹筋があらわになったカット。「頑張って鍛えて、しぼり切ったので。体を鍛えるのは全部役のため。服を着るためではないです」とし、「今はボテボテです。(撮影は)昨年の9月ですから」と笑いを誘ったという。

「仲代達矢主宰の俳優養成所・無名塾出身で徐々にその演技力が注目されていた滝藤だが、私服は個性的なファッションが多いことも徐々に注目されるようになっていた、ついにスタイルブックまで発売されるほど。今後、同年代のファッションリーダーのような存在になりそうで、ファッション関連の仕事も増えるでは」(芸能記者)

相変わらず、映像作品に引っ張りだこ。8月に放送されたテレビ朝日系の単発ドラマ「警視庁ひきこもり係」で主演をつとめ、公開中の映画「孤狼の血 LEVEL2」にも出演。もはや、国内の映像作品では欠かすことのできないバイプレーヤーに成長を遂げた。

男性向けビジネス・カルチャー・生活情報誌「GOETHE」(幻冬舎)には映画評「滝藤賢一の映画独り語り座」を15年から連載中。文才にもあふれ、そのうち書籍化されそうだ。

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