“コメ一粒も無駄にしない” 朝鮮各地で収穫に総力 

朝鮮の各地の農場では、コメの収穫に拍車がかかっている。

党機関紙・労働新聞によると穀倉地帯である黄海南道の農業指導機関では、「誠実な汗と努力を捧げて育てた穀物を一粒も虚実なく適時に収穫する」という目標を掲げ、具体的なスケジュールに沿って多くの労働力が投入されている。

朝鮮各地で収穫が力強く推進されている。(労働新聞)

江原道、咸鏡南道をはじめとする東海地区の農村でも収穫が盛んに行われている。

一昨年、朝鮮の穀物生産実績は、過去最高であった収穫年度レベルを突破した。しかし、昨年は度重なる台風被害により穀物生産計画が未達になった。

今年、農業部門では、朝鮮労働党第8回大会(1月)で示された新たな5カ年計画の初年度穀物生産目標を必ず達成するための対策を講じてきた。

春の冷害と時ならぬあられ、夏場の猛暑そして咸鏡南道など一部の地域で洪水被害があったが、各地の農場では自然災害から農作物を守り努めて育ててきた。

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