家族の風邪症状 副反応の場合は児童の登校可 長崎市教委が条件緩和

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 新型コロナウイルスワクチンを接種後、同居家族に発熱などの風邪症状があった場合、副反応かどうかにかかわらず、子どもを休ませるように長崎市教委が保護者に要請していた問題で、市教委は、県が22日の会見で25日から感染段階ステージを「2」に引き下げる決定をしたことを受け条件を緩和した。同居家族の風邪症状については副反応とみられる場合に限って子どもの登校を認める。24日に各校に通知、学校を通じて保護者に知らせる。
 この問題を巡っては長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」に同市内の小学校に子どもを通わせる保護者から、市の取り決めを疑問視する投稿が届いていた。
 同市教委が24日に出した通知では、ワクチン接種後の発熱などについて、同居家族の条件を外し、児童生徒に発熱などの風邪症状がある場合は出席停止と改めた。一方、同居家族にワクチンの副反応以外で風邪症状がある場合は引き続き、児童・生徒の登校を控えるよう要請している。
 市教委の担当者は今月上旬の状況について「同居家族が副反応で発熱したと考えられた事例で実際は新型コロナに感染していたケースが県内外で確認され、慎重を期した。今後も感染状況に合わせて判断する」としている。