レッズが「奇跡」目指して大勝 筒香4打数1安打3三振

【パイレーツ1-13レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

わずかにワイルドカード獲得の可能性を残すレッズは、ジョーイ・ボットーが2本のアーチを放つなど、チーム合計5本塁打の猛攻を見せ、パイレーツに13対1で大勝。ボットーは「まだ敗退したわけではない。奇跡を起こすことを目指している」と力強く宣言した。レッズ先発のライベル・サンマーティンはメジャー初登板初先発で6回途中1失点と好投し、メジャー初勝利をマーク。パイレーツ先発のコナー・オーバートンは1回4失点で降板し、メジャー初黒星を喫した。

ナ・リーグのワイルドカード争いはカージナルスが16連勝という快進撃を見せ、マジックを1としている。レッズが残り試合に全勝したとしても、カージナルスが残り6試合で1勝すればレッズは「終戦」を迎えるわけだが、レッズの選手たちは「奇跡」を信じている。初回にボットーの34号2ランなどで4点を先制すると、4回裏にもボットーの35号2ラン、エウヘニオ・スアレスの29号ソロなどで4点を追加。6回裏にニック・カステヤーノスが33号3ラン、7回裏にはジョナサン・インディアが21号2ランを放ち、13対1で大勝した。

パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、6回表の第3打席でセンターへのヒットを放ったものの、その他の3打席はいずれも空振り三振。パイレーツ移籍後2度目となる1試合3三振(他に1試合4三振が1度)を喫し、4打数1安打で今季の打率は.224、OPSは.711(パイレーツ移籍後は打率.290、OPS.962)となった。

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